四条河原町~烏丸
プロの料理人も頼りにする、京都きっての“市民の台所”
延暦年間(782~806)に魚屋が開かれたのが始まりと言われ、本格的に市場として賑わうようになったのは江戸時代以降。現在でもプロの料理人や京都人も贔屓にする老舗が多く、東西約390mのアーケード下に130店舗ほどが軒を連ねる。営業はほとんどの店が夕方まで。市場の地下を流れる名水は夏でも水温が15~18℃で、この水なしには錦の繁栄を語れない。
錦市場の人に親しまれるのが、市場の東端に位置する錦天満宮。境内には撫で牛が鎮座。
販売するだけでなく店内で飲食できる店も増加。食べ歩きはNGなので飲食スペースのある店を選ぼう。
にしきいちば
錦市場
京都市中京区中魚屋町511(西端)
阪急烏丸駅から徒歩3分