大阪観光コンシェルジュ vol.11
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BUY SOUVENIRS IN OSAKA-TSU88 M97OSAKA MEMO塩漬けした桜の葉でくるりと巻かれた、見た目にも味にも「桜」が楽しめる桜餅。発祥は江戸時代。長命寺の門番・山本新六が、大量の桜の落ち葉を利用できないかと考え、桜の葉の塩漬けで餅を包んで売り出したことがきっかけだそう。そんな桜餅には、関西と関東で大きな違いがある。関西では、道明寺粉(もち米を蒸して乾燥させた後に粗くひいたもの)で餡子を包んだ、饅頭に近いものが主流。道明寺粉のつぶつぶした食感が特徴で、「道明寺餅」と呼ばれて親しまれる一面も。一方関東では、小麦粉や白玉粉で作った薄いクレープ状の生地で餡子を巻いたものが主流で、しっとりとした生地が特徴。関西に来たときには、ぜひつぶつぶもちもちの道明寺餅を味わってみて。伝統の技が生きる逸品から、ハイセンスなファッションアイテム、 趣味の時間を充実させてくれるあれこれまで、バラエティ豊かな大阪土産。 贈り物にも自分用にも、幅広いニーズに応えてくれる。桜の下で食べたいのは関西風?関東風?大阪

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