心斎橋

大阪浮世絵美術館

一年中“波”が観られる大阪浮世絵美術館に潜入！

心斎橋筋商店街にある浮世絵版画専門の美術館。浮世絵師の四大巨匠と呼ばれる葛飾北斎・歌川広重・喜多川歌麿・東洲斎写楽をはじめ、大阪や京都ゆかりの作品を多数所蔵。日本が世界に誇る浮世絵の名作を間近でじっくりと鑑賞できる。冨嶽三十六景の中でも人気の高い「神奈川沖浪裏」は常設展示されており、いつ訪れても見られる。入場無料のミュージアムショップでは浮世絵関連書籍や浮世絵グッズをはじめ、江戸・明治時代に摺られた浮世絵版画の購入を購入できる。
写真は、葛飾北斎の作品の中でも最も広く世界で知られている代表作「葛飾北斎冨嶽三十六景　神奈川沖浪裏」。江戸時代当時に摺られたオリジナルを展示している。

大阪メトロ心斎橋駅6号出口を南へ徒歩約５分。心斎橋商店街の不二家心斎橋ビルの３階にある。
料金を支払い、展示作品のリストを受け取って鑑賞スタート。コートや大きな荷物は預かってもらえる。
常時約55、6作品を展示。半年に1度、テーマに合わせて展示作品が変わる。
歌川貞秀「大坂名所一覧＜九枚続＞」（写真は一部）
大阪の街並みを鳥瞰図的に描いた作品。九枚続の大画面で描かれたダイナミックな作品で、細部まで緻密に描かれている。「心斎橋」や「難波」などの地名をたどるのも楽しい。
貴重な浮世絵版画
浮世絵版画はすべてが一点もの！掲載作品も売り切れ次第終了だが、常時100種類以上の作品が並んでいるので、お気に入りを探すのも楽しい。1枚7,000円～。

●歌川広重
東海道名所圖會二十府中「安部河三ろく弐丁町」
●豊原国周
「俳優落語当り競」
おもしろ&かわいい浮世絵グッズ
お土産にぴったりのグッズから専門的な書籍まで多彩なアイテムがズラリ！
歌川広重うきうき浮世絵展-開催中～2024年7月21日（日）
歌川広重を中心に門人、歌川派の絵師の作品を公開。浮世（江戸時代の“今”のこと）をうきうきと謳歌して生きている「人」に焦点をあてた浮世絵版画の企画展。

【葛飾北斎・吉田博・歌川広重浮世絵が語る日本の名山展-2024年７月23日(火)～2025年2月16日(日)】
風景画の名士たちが描く、日本の名山を展示。