京都観光コンシェルジュvol19
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43212341111京都・嵐山の上流に佇む創業明治15年(1882)の酒蔵。有機農法、農薬不使用の自社栽培米や深さ8mの井戸から汲み上げた地下水などにこだわる。口当たりまろやかでやさしい味わいの日本酒は、外国人観光客からも好評。京都駅八条口や嵐山、錦市場などのほか、2024年にオープンした宇治・平等院表参道の「萬店」などでも購入できる。嵐山上流の蔵で醸す銘酒をおみやげにSouvenirs of fi ne sake brewed at a brewery upstream from Arashiyama☎0771-22-0066①白釉の美しさと金箔の輝きが魅力的な逸品。お茶会はもちろんインテリアとしても。 ②豊かな自然に囲まれており、静かで重厚な雰囲気が漂う。 ③黄土を用いて鮮やかな赤色をだす赤楽茶碗。深みのある色が美しい。 ④貴船の上流にある鉄分を多く含んだ天然石を釉薬として使用した黒楽茶碗。Rakuyaki tea bowl短い時間で焼きあげる軟焼なので、熱が伝わりづらく冷めにくい。お茶を楽しむという目的に特化している。①飯櫃(ぼんき)(左)1,650円(500ml)。甘酸っぱさが新鮮な白ワイン風低アルコール(8%)の純米酒。 ②純米酒のみを製造。混じりけのない、透き通った味わいが魅力。造り手の真摯さまで伝わる。③砂糖を一切使わず、麹のみで造った京のあまざけ 1,080円。上品な味わいを楽しめる。 ④城下町・亀岡にふさわしい落ち着いた雰囲気の酒蔵。This sake brewery was founded in 1882. The brewery insists on organic farming, pesticide-free rice grown in-house, and groundwater pumped from an 8-meter-deep well.亀岡市にある酒蔵以外にも、嵐山や平等院表参道の「萬店」など、京都市内でも購入可能。京都でうまれた「茶の湯」のための器Born in Kyoto Tea utensils for “Chanoyu“明治38年(1905)開窯の、楽焼茶碗を製作する窯元。楽焼とは、16世紀末に「茶の湯」のための茶碗として千利休の創意によりつくられたやきもの。1200℃の高温の中3分ほどの短時間で焼き上げる特殊な製法と、ろくろを使わず手と箆(へら)で形をつくりあげる「手づくね」が大きな特徴。全ての器が一点ものなので、自分だけのとっておきの器に出合えるはず。Opened the kiln in 1905 (Meiji 38), producing Rakuyaki, a type of pottery created by Sen no Rikyu as tea bowls for the “tea ceremony” at the end of the 16th century.☎0771-27-3001亀岡亀岡市横町7 京阪京都交通バスグランド前から徒歩すぐ|京都縦貫自動車道亀岡ICから車で15分 9:00〜18:00 1月2日 3台MAP P217-C3亀岡亀岡市東別院町神原堂ヶ谷2-4 JR亀岡駅から車で15分|京都縦貫自動車道 篠ICより車で15〜20分 9:00〜17:00 土、日曜 2台MAP P217-C3楽焼茶碗純米大吟醸 嵐山3,630円(720ml)純米吟醸原酒 風神雷神3,300円純米大吟醸原酒 天 -きわみ-6,600円(720ml)(720ml)純米大吟醸原酒 渚 -なぎさ-5,500円(500ml)Japanese sake丹山酒造Tanzan Shuzo昭楽窯Shorakugama

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