鹿児島市
維新の礎・文化遺産の佇まいを残す仙巌園へ
鹿児島を代表する観光地『名勝 仙巌園』は、万治元年(1658)に島津光久によって築かれた薩摩藩主島津家の別邸。名君・島津斉彬をはじめ、天璋院篤姫など日本の歴史に名を残す人々をも魅了した景色が広がっている。
また、四季の移ろいを感じる庭園では、1年を通して様々なイベントが開催されている。なかでも、春に行われる、一年の無病息災を祈願する「流しびな」や、和歌を披講する「曲水の宴」、仙巌園が約1万5千本の菊で埋め尽くされる秋の「菊まつり」には、県内外から多くの人が訪れる。
別邸や本邸としてだけでなく、国内外の要人を招く迎賓館としての役割も果たした「御殿」。御殿内から望む、桜島を築山に、錦江湾を池に見立てた壮大な借景庭園は一見の価値あり。自由に見学できる御殿で、往時を偲んだり、島津家の優雅な暮らしを体感したりと、思いのままに過ごして。
見学料(入場料別途)/大人600円、小中学生300円 ※2024年10月からは、庭園+御殿のセット料金に変更となります
園内の体験施設では、薩摩切子のカットや、島津家伝来の収蔵品をもとに再現された甲冑の着装など、薩摩の伝統文化を楽しめる13のプログラムを体験できる。ほかにも年齢問わず気軽に参加できるものもあり、そのすべてが予約なしで当日体験可能。
※着付・着装体験と切子カット体験は公式HPから事前予約可
めいしょう せんがんえん
名勝 仙巌園
099-247-1551
住所:鹿児島市吉野町9700-1
交通アクセス:鹿児島中央駅からカゴシマシティビュー・仙巌園前停留所下車
営業時間:9:00~17:00
入園料:大人(高校生以上)1,000円、小中学生500円(尚古集成館共通)
※2024年10月以降の新料金 / 大人1,600円、小中学生800円(庭園+御殿のセット料金)
休み : 3月第1日曜
公式HP : https://www.senganen.jp/